いたストポータブルバトルロード /ミナディンコース 概要
追加バトルロード "ミナディンコース" と "メテオコース"
初期状態でプレイ可能なバトルロード「ホイミコース」と「ケアルコース」をクリアすると、この「ミナディンコース」と「メテオコース」が追加される。どちらも1試合増た3試合のトーナメントで、"★"表記数による難易度は「ミナディンコース」が★★★で「メテオコース」が★★★★。この"★"表記数は「ミナディンコース」と「メテオコース」の相対的な難易度を的確に表している。
ただし、あくまでも「ミナディン」コースと「メテオコース」の相対的な難易度表記が的確なだけであり、プレイスタイルによっては「ホイミコース」ラーミアの方が難しい、または同等の難易度と感じるかも知れないスライムコース ラーミア / 詳細。
ミナディンコースは第1戦がポイントになることも
「ミナディンコース」にはマップ変化等のイベントが組み込まれたマップは登場せず、控えを含めてAランクキャラクターが複数登場する事もない。
第1戦に登場するBランクの"フラン"は【相乗り】と自らの【インサイダー】を使い分け、ゲーム展開がどう転んでもしぶとく食らいついてくる厄介な存在。
残りの2試合にもBランクAランク共に登場するが、こちらに登場するキャラクターには「【相乗り】に無関心」「【5倍買い】にこだわる」といった性格付けがされている。このため、対戦キャラが伸び悩んだり自滅をしたりといったパターンに陥る楽な展開も期待が持てる。
バトルロード「ケアルコース」を楽にクリアしたい人向けのプレイキャラ選択
- フラン(Bランク)第1戦:世界樹 / 詳細
- ゼシカ(Aランク)第2戦:聖風の谷 / 詳細
- ジタン(Bランク)第2戦:聖風の谷 / 詳細
- マリベル(Aランク)第3戦:リーザス像の塔 / 詳細
- ククール(Bランク)第3戦:リーザス像の塔 / 詳細
第1戦で"フラン"相手に苦戦しそうであれば、まずはこの難関を越えてしまう事を優先したい。
第2戦に照準を合わせると、ランク的には"ゼシカ"が上だが、地道に資産を増やす"ジタン"を封じ込める作戦もアリ。
【相乗り】テクニックに自信があるなら、第3戦にあえて"マリベル"を登場させ「相乗りに無関心な"マリベル"を活用」したい。もちろん、Aランクの爆発的な【インサイダー】を警戒して"マリベル"を封じ込める手堅い選択肢も。
「ミナディン コース」+「メテオ コース」クリアで解除される、隠し要素
"ミナディンコース" + "メテオ コース" クリアで追加される要素 | |
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追加トーナメント(バトルロード) | アルテマコース |
いたスター決定戦(成績上位15キャラとのトーナメント戦。全3試合) |
いたストポータブルミナディンコース /世界樹
■世界樹 (DQ4) | |
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目標金額 | 17,000G |
初期資金 | 2,000G |
最大出目数 | 7 |
破産人数 / クリア条件 | 1人 / 2位以上 |
カジノ | いただきスロット |
●対戦メンバー | |
キーファ (DQ7) | C ランク |
フラン (FF12) | B ランク |
ヴァン (FF12) | C ランク |
控え:ビアンカ (DQ5) | B ランク |
東高西低のマス配置
ミナディンコース初戦となる世界樹は、左を向いた馬車の形状。前作『いたストSP』の同名コースいたストSP 世界樹 / 詳細とは違い、マップ変化の仕掛けもなくなりアレンジではなく別モノ。マップには幾つかのイベントマスが配置されているが、基本的に「アシスト」効果は薄いと見ていい。
【ぎんこう城】と右隣のお店を基点として左右のブロックに別けて考える事ができ、そこを基点とした左右ブロックだけのループ周回は不可。リバーサイドエリアもループ周回は不可だが、出入り口のクローバーマークマスからは左右のルートが選べる。なお、サントハイムとモンバーバラを中心とした左端ブロックはループ可能。
【ぎんこう城】右横バトランドの130Gのお店は、右ブロック周回で2度通過することになるオイシイお店。【買い物料】狙いで早めの【増資】を心がけたい。バトランドの【エリア】価格自体は安いが、必然的に通行量が多いエリアとなるので、他のお店も同様の増資でok。
リバーサイドエリアは、入り口にクローバーマスがあるために【変わるマークマス】がクローバーに変わった時点で進入機会が減る傾向にある。5店舗エリアでインサイダー効果が高いものの、必ず通らなくてはいけないルートではないため、ここでの【買い物料】収入は期待薄。
最後までパンチ力を維持できるエリアはガーデンブルグ。4店舗構成で、エリア価格も高い。一見、その下のリバーサイドエリアと【変わるマークマス】で回避されやすい印象を受けるが、ここは最後まで通行量が落ちない。
全体的に【買い物料】で強いのは右側ブロックとなり、左側ブロックは【独占】を狙いやすいものの、その裏返しとして【5倍買い】を狙われやすい。エリアを【独占】すれば話は別だが、比較的少ないダイス目で進入を再び窺えるマップ構成なので、増資完了前の【5倍買い】には弱い一面を持つ。
注意点として、※1【大砲マス】で飛んだ先で発生するイベントは【マーク】の修得のみで、【買い物料】等は発生しない。
※1【カジノ】に関してはいたストポータブル 不具合と問題点No.05 / 詳細も参照
今作『いたストポータブル』では、【大砲マス】で飛んだ先で以下のイベントは発生しない事を覚えておきたい。
- 【チャンスパネル】
- 【買い物料】
- 【増資】チャンス
- 【レベルアップボーナス】
- 【株】購入
特に、【レベルアップボーナス】が無効な事に要注意!
対戦キャラクター考察
対戦相手で厄介なのはBランクの"フラン"。【相乗り】と自らの【インサイダー】の使い分けがハッキリしており、【半独占】エリアを築いても【相乗り】が有利と見れば【相乗り】に切り替える。この臨機応変さは同じBランクで控えの"ビアンカ"以上で、ゲーム展開がどう転んでもしぶとく食らい付いてくる。イベントマスによる「アシスト」効果が薄いなかで、堅実なBランクにしてフットワークの軽い戦略切り替えが出来る"フラン"を相手にするのだから、苦戦もあり得る。
"キーファ"は【相乗り】よりも自らのインサイダーを重視するタイプ。しかし、Cランク故の【株】の少数購入と小額【増資】で儲けは少ない。ただし、キッチリと自店舗に増資を仕掛けてくるので、中盤まではそれなりに勢いを保つ事も。
同じCランクの"ヴァン"は"キーファ"と違い【相乗り】も視野に入れるタイプ。ただしこちらも、【株】の少数購入と小額【増資】のため儲けは少ない。【5倍買い】に関しては"キーファ"よりも積極的なので、独占エリアを押さえたときには切り崩されないよう注意が必要。
控えの"ビアンカ"は前作『いたストSP』同様Bランクとして登場。思考タイプも引き継がれており、堅実な"お年頃の"プレイスタイルを今作でも見せてくれるいたストSP 死の火山 / キャラクター考察参照。"フラン"よりも若干自エリアへのインサイダーを重視するタイプなので、【相乗り】も視野に入れて"ビアンカ"をノーマークにしないこと。
いたストポータブルミナディンコース / 聖風の谷
■聖風の谷 (DQ7) | |
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目標金額 | 20,000G |
初期資金 | 1,500G |
最大出目数 | 7 |
破産人数 / クリア条件 | 1人 / 2位以上 |
カジノ | VS メタル |
●対戦メンバー | |
ゼシカ (DQ8) | A ランク |
トロデ (DQ8) | D ランク |
ジタン (FF9) | B ランク |
控え:アーシェ (FF12) | C ランク |
いたストの基本を押さえていれば苦しむ事のないマップ
【ぎんこう城】の分岐設定は【ぎんこう城】を中心に左右に別けて考えると分かりやすい。右側ブロックから来た場合(翼の一族エリアを含む)は左側ブロックの2方向へ抜け、左側ブロックから(つり橋エリアを踏む)は右側ブロックの2方向へと抜ける。
その先の分岐(ハートとスペードの手前)には、分岐制限がない。つまり、【ぎんこう城】を中心に8の字周回が可能となっている。【休日マス】と【マーク】マスに挟まれた「分岐となる」お店は必然的に通行両が多くなるため、早めに【カラ増資】を仕掛けておきたい。
両端ブロックのループ周回は不可で、【ぎんこう城】へと向かう時の【ダイスマス】には分岐制限がかけられている。両端ブロックの【大砲マス】は大幅なショートカットをアシストするだけでなく、近隣の高額店舗を避けつつ【マーク】収集を可能する存在。【大砲マス】による移動チャンスを最大限に活かしたい。
繰り返しになるが、※1【大砲マス】で飛んだ先で発生するイベントは【マーク】の修得のみで、【買い物料】等は発生しない。
※1【カジノ】に関してはいたストポータブル 不具合と問題点No.05 / 詳細も参照
分岐を含めたマップ構成は非常にオーソドックスなものであり、マップ自体の難易度はラーミア / 詳細や世界樹 / 詳細よりも低いと言える。
対戦キャラクター考察
ここにきて初めてAランクキャラクターの"ゼシカ"が登場する。システムの関係上、前作『いたストSP』のSランクからひとつランクダウンしているが、それとは関係無しにこのマップ"聖風の谷"は"ゼシカ"にとって100%の力を発揮出来ない様子。前作同様、【5倍買い】や【防衛増資】といった一通りのテクニックをそつなく使うが、得意の【改築インサイダー】は【空き地】がないので使えない。さらに、マップのルート構成等から、【5倍買い】を連発して結果的に自らのチャンスを潰してしまう展開も起きやすいいたストSP 飛空挺 / 詳細。
Bランク"ジタン"は【相乗り】に関しては無関心で、自らのインサイダーを優先して地道に【株】とお店の両面で【資産】を増やしてくる厄介なタイプ。"ジタン"をノーマークにしていると、何時の間にか高額店舗と値上りした【株】で危険な存在となりうる。
Dランクの"トロデ"は自分自身のお店で稼ぐ事を考えるタイプ。ただし、"Dランクの"故に【増資】額も少なく【株】による儲けも少ない。【増資】好きで【買い物料】狙いの"トロデ"の武器は、【取り引き】。うかつに取り引きに応じると、みすみす相手にチャンスを与えてしまう。【増資】のタイミングも考慮したうえで、自分にとっての新たなチャンスと"トロデ"にとっての新たなチャンスをきちんと比較し、交渉に臨みたい。参照:いただきストリート 実戦編TIPS / 取り引き
なお、対戦キャラの性格とマップ特性がマッチし、ゲーム展開次第では対戦キャラ3人で潰し合いが起こることもあり、第1戦よりも楽な展開もあり得る。
いたストポータブルミナディンコース /リーザス像の塔
■リーザス像の塔 (DQ8) | |
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目標金額 | 20,000G |
初期資金 | 2,000G |
最大出目数 | 8 |
破産人数 / クリア条件 | 1人 / 優勝 |
カジノ | チョコボの森 |
●対戦メンバー | |
マリベル (DQ7) | A ランク |
ククール (DQ8) | B ランク |
エアリス (FF7) | C ランク |
控え:ティファ (FF7) | C ランク |
旅の扉で快適なプレイを
分岐構成は分かりやすい。ふたつの【マーク】で連結された小ブロックのループ周回は不可で、それ以外は分岐制限がない。つまり、【ぎんこう城】ブロックのループ周回が可能ということ。
配置されたなかで目立ったイベントマスは【旅の扉】と【テンションマス】。【旅の扉】は【マーク】集めの大幅なショートカットと近隣の高額店舗回避が可能となり、試合中どれだけ使えたかで大きな差が付きやすい。この性質だけ見るとひとつ前の試合ミナディンコース/ 聖風の谷と似ているが、確実に【マーク】集めが楽になるという点において、その効果はより強い。
新規イベントマスである【テンションマス】は、指定した【エリア】の【買い物料】を2倍にするというモノ。そのエリアで【買い物料】が発生するか、【テンションマス】で再度そのエリアが指定されると2倍イベントが解除される。つまり、同時に複数のエリアが【買い物料】2倍中ということもあり得る
なお、2倍イベント発生中に「No.08/全店3割増デー!」等が発生した場合、一時的に【買い物料】に対する効果が上書きされる。あくまでも一時的な上書きなので、上書き中に該当【エリア】に止まったとしてもテンション効果は解除されない。
【ぎんこう城】ブロックはお店価格が安いものの、【旅の扉】によるショートカット回避がない分、コツコツと【買い物料】収入が見込める。中盤までに【半独占】に持ち込めたなら、【インサイダー】準備の牽制効果としても活躍してくれる。
ふたつの【マーク】マスで連結された小ブロックは【お店価格】が高め。分岐からの様子見と【旅の扉】によるショートカットで回避されやすい性質も併せ持っているが、最終的な【インサイダー】とテンション効果を含めた高額な【買い物料】を考えると強力な存在。
【ぎんこう城】ブロックで【マーク】に隣接したゆみとムチ【エリア】は3店舗構成。前の試合にも存在したように【マーク】マスに隣接したお店は通行量が多いため、【買い物料】狙いの早めの【カラ増資】を活用したい。
イベントマスに関しては前作『いたストSP』にも似た物が登場するので、下リストも参考に。
- いたストSP 雷平原 / 詳細の【雷スイッチ】
- いたストSP ロンダルキア / 詳細の【氷スイッチ】
対戦キャラクター考察
第3戦には2人目のAランクキャラクター、"マリベル"が登場する。しかし同じAランクの"ゼシカ"とは違い、【相乗り】に関しては「する」のも「される」事にも無関心。こちらが【半独占】以上を築いても"マリベル"に【相乗り】される事無く【インサイダー】を仕掛けられる。逆に"マリベル"が【半独占】以上を押さえたなら、【マーク】集めを遅らせてでも速攻で【相乗り】に切り替えればok。第1戦の"フラン"を参考に、臨機応変に対応したい。
対戦キャラとして"マリベル"が参加している"リーザス像の塔"関しては、マップの特徴を押さえる事よりも"マリベル"の特徴を押さえたうえで【相乗り】を活用すると楽に戦える、ということを覚えておきたい。
さらに"マリベル"の特徴として、【競売】での強気があげられる。交渉も積極的で、ゲーム中のセリフそのままの性格。【相乗り】を含めたこれらの性格から、プレイヤーにとってお店が買える展開・お店が買えない展開のどちらに転んでも、"マリベル"は我が道を切り開くので場が硬直する事が少ない。
Bランク"ククール"は"マリベル"ほど株を溜め込むこともなく【インサイダー】を仕掛ける。速攻性という点では"マリベル"を上回るので序盤の【相乗り】相手にしたいところだが、【相乗り】されることを嫌って【増資】遅らせる事もある。"マリベル"の動向をチェックして、乗り換えも検討したい。また、【攻撃5倍買い】も積極的に行ってくる。
"エアリス"と控えの"ティファ"はCランク。上記の二人と比べればかわいいもので、ここまで勝ち進んできたのなら苦にはならないハズ。ただ、『いたストポータブル』の特徴である「買い物料の重要性UP」を考慮し、【半独占】以上のエリアは速攻で潰しておきたい。