SUPER FAMICOMいただきストリート2 ネオンサインはバラ色に
~すべての面で進化して登場~ 現在に続く基礎がここで生まれた
ファミコン版の初代『いただきストリート』から3年が経ち、すでに主流のゲーム機となったスーパーファミコンで『いただきストリート2』が発売された。
ファミコン以上の高性能を活かすべく、サウンドには筒美京平、キャラクターデザインには作者の堀井雄二氏と大学時代のサークル仲間でもある大川清介を起用。好き嫌いは個人差があるだろうが、1994年のゲーム業界におけるこのプロデュース力はお見事。
その両名によって創り出されたサウンドとキャラクターはくすむ事なく、開発スタッフの手によってスーパーファミコン上で表現されている。加えて、オリジナリティあふれる明るく楽しげな背景グラフィックもそれらに引けをとっておらず、重要な要素として『いたスト2』を構成している。
ゲームシステムは、最初からすべてのマップと対戦キャラクターが選択可能で、詳しい対戦成績も残るなど、遊びやすさと楽しみやすさを考えた作り。さらに、コントローラーを使いまわす方法でも4人プレイが可能で、追加出費なしに複数人プレイを試すことが出来る。このシステムは伝統化し、『いたストDS』を除く最新作の『いたスト DQ&FF30th(PS4 / PS Vita 共に)』まで引き継がれている。
全てのマップで4人対戦のルールや、後のシリーズにも採用される【空き地モード】、8x8マス化された【チャンスパネル】など、『いたスト』の基本デザインは2作目となる本作品がベースとなっている。
この『いたスト2』は「一生モノ」という評価があるほど完成度が高く、1994年に発売されたこのゲームを10年以上経過した今プレイしてみても古臭さを感じさせない。しかし、『いただきストリートゴージャスキング』以降の『いたスト』を先に経験したプレイヤーには、"強制セーブ"や"一画面内に表示されるマップ範囲の狭さ(スクロールは可能)"、"株購入時などに事前の変動値表示なし"、さらには"当時としては普通だったが、現在からするとモッサリな動作感"等に戸惑いを覚えるかもしれない。
※個々の詳細はいただきストリート シリーズ比較ページ / 詳細へ
いたスト2『いただきストリート2』商品情報
商品情報関連
ゲームソフト 商品情報
『いただきストリート2』販売サイト
既に新品ソフトの取り扱いが皆無のため、省略。
『いただきストリート2』関連サイト
- スクウェア・エニックス / SFC作品紹介リスト『いただきストリート2』紹介ページ
- 『いただきストリート2』開発会社 / トムキャットシステム
任天堂 | スーパーファミコン ジュニア
『いただきストリート2』ガイドブック・攻略本
ソフト同様、こちらも新品取り扱いは皆無だが、商品情報として掲載。
『いただきストリート2』サントラCD、関連CD
ソフト同様、こちらも新品取り扱いは皆無だが、商品情報として掲載。