いただきストリート用語集 た行
- 【ダイス】
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旧シリーズでいう【サイコロ】のこと。『いたストSP』以降【ダイス】と呼ばれるようになった。
ダイスはマップごとに最大出目数が異なり、大型のマップだと最大出目数8といったこともある。
備考として、通販サイト等の『いたストWii』版レビューにおいて「ダイス目の1が赤くない」旨をマイナス評価したものが見受けられるが、そもそもダイス目の1が赤いのは世界的にみても日本ぐらい。『いたストWii』はいたスト初の海外展開とリージョンフリーなネット対戦を前提としたものであるため、この処置は妥当といえる。
- 【ダイスマス】
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一般的なボードゲームでよく見られる「もう一回進む」マスと同じもの。シリーズによって微妙に呼び方が異なる。
その性質から、大き目のマップに設置されていることが多い。
『いたストゴージャスキング』時代は【サイコロ屋マス】という名称だったこともある。この用語を含め、いくつかの要素の呼び名がシリーズによって微妙に異なる点は『いただきストリート』の反省点かもしれない。
- 【対戦相手成長モード】
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『いたストゴージャスキング』で、対戦AIキャラが成績に応じたポイントによってランクアップしていくモード。公式ゲームで任意に選択できる。
【対戦相手成長モード】時のみに適用され、通常の対戦モードではデフォルトランクのAIキャラと対戦できる。
- 【大砲マス】
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『いたストSP』から登場した「他のプレイヤーがいるマスへ飛ぶ」イベントマス。シリーズによって飛んだ先での発生イベントが異なり、ややこしい。
同一シリーズであっても、【チャンスカード】による移動で発生するイベントと異なる場合もあり、これもまた『いたスト』シリーズの悪い点のひとつといえる。
- 『いたストSP』:【マーク】の収得のみ発生。
- 『いたストポータブル』:『いたストSP』と同等(「公式ガイド」には同義の記述があるが、こちらでは【カジノ】発生の経験アリ。バグか、見間違い?)。いたストポータブル 不具合と問題点No.05 / 詳細参照
- 『いたストDS』:【マーク】の収得に加え、【レベルアップボーナス】等【ぎんこう城】の全イベントが追加。
- 【旅の扉】
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『いたストSP』『いたストポータブル』に登場する【ワープマス】の名称。
『いたスト3』からの改善点として、ワープ先が同一色の【旅の扉】と結ばれており、この色で行き先が判別できる。
『いたスト2』『いたストゴージャスキング』ではマップ毎に世界観に合わせて「クルマ」「ヘリコプター」「気球」「魔方陣」などが【ワープマス】として描かれていたが、複数のワープセットが登場するマップではワープ先の判別が難しいマップも存在した。
- 【チャンスカード】
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【マーク】パネル・【チャンスマス】に止まった時にパネルをめくって引くカード。
チャンスカードの中には多くのボードゲーム同様、歓迎できるイベントも、対戦相手に擦り付けたくなるイベントも入っている。『いたスト2』以降、【チャンスパネル】には8x8=64で64種類の【チャンスカード】が入っており、入っているカードの組み合わせは各マップ毎に固定。シリーズ毎のカードの種類は以下のとおり。
- 『いたスト2』は全100枚(No.00~99)の中から
- 『いたストゴージャスキング』は全120枚(No.1~120)の中から
- 『いたスト3』は全186枚(No.1~186)の中から
- 『いたストSP』『いたストポータブル』『いたストDS』は全100枚(No.1~100)の中から
シリーズが変わっても【チャンスカード】の内容と割り振られたナンバーは概ね同じ。特定マップ専用カードが追加されたり、その特定マップが登場しなくなった事による新規カードへの差し替えなど、若干の変化が見られる程度。
日本生まれのゲームだけに"4"の付くカードはアンラッキー系、"7"の付くカードはラッキー系という傾向と同時に、語呂合わせもあいまってカードナンバーとイベント内容の組み合わせが比較的覚えやすい。
チャンスカードの絵柄には『いたスト3』までは「イベント内容を表現した書き下ろしイラスト」が用いられているが、『いたストSP』以降は世界観を活かすために『DQ』『FF』『マリオ』のスクリーンショットが用いられている。その中でも第一弾となった『いたストSP』は語呂合わせの単なる駄洒落ではないセンスあるスクリーンショットのチョイスを見せたが、『いたストポータブル』では登場モンスター(及び、それに類するもの)集になった。『いたストDS』では『いたストSP』的なチョイスに戻されている。
- 【チャンスパネル】
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【チャンスマス】か【マーク】マスに止まった時に、いろいろなイベントを発生させる【チャンスカード】を引かせるイベント。
カードを引く【チャンスパネル】は、マップ中のどの【マーク】マス・【チャンスマス】に止まっても共通の【チャンスパネル】を使用する。『いたスト2』以降、【チャンスパネル】には8x8=64で64種類の【チャンスカード】が入っており、入っているカードの組み合わせは各マップ毎に固定されている。
【チャンスパネル】は8x8のビンゴ形式で並んでおり、好きなパネルをめくることが出来る。自分のパネルがタテ・ヨコ・ナナメ・何れかに4つ並ぶと40G、5つで50G、6つで60G、7つで70G、そして8つ並ぶと200Gのボーナスがもらえる。
各シリーズごとに見せる対戦キャラクターのカードのめくり方は、以下のとおり
- 『いたスト2』と『いたストゴージャスキング』のAIキャラのパネルのめくり方には、"基本的に"縦の列をそろえようとする特徴がある
- 『いたスト3』では、横や斜めにめくる性格付けがされたAIキャラもいる
- 『いたストSP』『いたストポータブル』『いたストDS』の対戦キャラは、各プレイヤーのビンゴボーナスを邪魔しないポジションから縦か横にめくっていく
- 【チャンスマス】
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マークマス同様、ここに止まるとチャンスカードを一枚引けるマス。『?』マークが目印。
マークマスとは違い、このマスに停止しても通過しても【マーク】はもらえない。
- 【超ラッキー】
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止まっていると、発生した【買い物料】の50%分がもらえるマス。
『いたストポータブル』から登場し、『いたストDS』にも引き続き登場している。
- 【ツアーモード】
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『いただきストリートDS』の【トーナメントモード】。最高でも2試合構成で、ツアーの掛け持ちプレイも可能。手軽にプレイできるゲームモードに改められている。いたストDS 前作からの変更点 No.06 / 詳細
なお、『いたストDS』では自コマに専用アバターを用いるため、各試合に登場する対戦キャラクターは3人で固定されている。いたストDS 前作からの変更点 No.05 / 詳細
関連用語
- 【トーナメントモード】
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いわゆる勝ち抜き戦のゲームモードで、ひとりプレイ専用。『いたストポータブル』では【バトルロード】の名称で、『いたストDS』では【ツアーモード】の名称で登場する。
各シリーズにおいて純粋なゲームモードというよりも、隠し要素をオープンにするためのゲームモードという側面が強い。トーナメントとは言うものの、セーブを活用すれば負けても再度その試合から再挑戦できる。
『いたストSP』では「トーナメントの試合はマップと対戦キャラが固定」システムが上手く機能しチュートリアルモード的な役割も果たしているが、長丁場で作業感を覚えることは否定できない。いたストSPトーナメントモード /詳細
- 『いたスト2』は全7回戦で、決勝戦を除き2位までに入る事が通過条件。1位で通過すると次の対戦マップの選択権が得られる。対戦相手はランダムで選出され、4位の対戦キャラクターが抜けるシステム。
- 『いたストゴージャスキング』もトーナメント勝ち抜きルールは『いたスト2』と同じ。トーナメントは3タイプで全8回戦、トーナメントIをクリアするとIIが追加。トーナメントII(【シャッフルモード】ルール)をクリアすると、いたスト王決定戦がオープン。
- 『いたスト3』もトーナメント進出ルールは『いたスト2』『いたストゴージャスキング』と同じ。トーナメントは全3タイプで、5回戦モノが2本と19回戦モノが1本。トーナメントの対戦マップは固定で全て通常のルール。また、全ての収録マップがそれぞれのトーナメントに振り分けられている。
- 『いたストSP』では初期状態で3回戦モノが2本。それをクリアすると6回戦モノが2本追加。この4つのトーナメントクリアすると【スフィアバトル】というゲームモードが追加され、スフィアバトル トーナメントも姿をあらわす。【スフィアバトル】のトーナメントも通常トーナメントと同じ本数が用意され、初期の3回戦モノ2本クリアで6回戦モノが2本追加。従来作とは異なり、対戦マップの登場順と対戦キャラが予めセッティングされたシステム。なお、同一キャラクターでの対戦が出来ないため、セッティングされた対戦キャラクターと自キャラ被る場合には、控えの別キャラクターが登場する。
- 『いたストポータブル』では初期状態で2回戦モノが2本。それをクリアすると6回戦モノが3本追加。その後、さらに追加バトルロードをクリアする事で3本追加。『いたストSP』同様、対戦マップの登場順と対戦キャラが予めセッティングされたシステム。ただし、追加トーナメントの【メダル王女杯】【Sランクカップ】では、対戦マップや対戦キャラクターが一定の範囲内でランダム選択される。
- 『いたストDS』では全部で10の【ツアーモード】が用意されており、最長でも2試合となる。最初の2ツアーと最後の2ツアーは1試合構成。『いたストSP』『いたストポータブル』と異なり、プレイヤーの自コマには専用アバターを用いるために、控えの対戦キャラクターはセッティングされていない。「苦手な対戦キャラクターを自コマに使用して登場させない」方法が使えなくなったということ。
上記リストを見てウンザリするように「○○をクリアしなければ××で遊べない」悪習慣が『いただきストリート』にある。
- いたスト2 追加要素・隠し要素 / 詳細
- いたストゴージャスキング 追加要素・隠し要素 / 詳細
- いたスト3 追加要素・隠し要素 / 詳細
- いたストSP ト追加要素・隠し要素 / 詳細
- いたストポータブル 追加要素・隠し要素 / 詳細
関連用語
- 【独占】
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【エリア】内の全お店を所持している状態のこと。"マップ内のお店全て"の意味ではない。
今のところ(『いたストDS』まで)、独占時にペナルティ系のマイナスイベントが発生する【チャンスカード】は登場していない。
同一【エリア】内にお店を多く持つほど【買い物料】が自動的に上がり【増資限度額】も上がるので、結果的に恐怖の【エリア】となる。
ひとつ注意点として、【エリア】内にお店を揃えると【買い物料】が上がってお店が大きくなったように見えるが、【増資】されていなければ【お店価格】は上がっていない。「【買い物料】は高くなったが、【お店価格】は安いまま」な状態なので、【5倍買い】には気をつけたい。
対戦キャラクターのなかには、独占エリアを黙って見過ごせない性格付けがされたキャラクターもおり、【5倍買い】で潰しに掛かられることもある。エリア【独占】はひとつの醍醐味ではあるがそこにこだわらず、対戦キャラクターから狙われ無いようにあえて独占まで持ち込まずに勝負を仕掛けるのも賢いプレイであることをお忘れなく。
- 【どこでもカード】
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収集していないひとつの【マーク】の代わりになるカード。ある種のトランプゲームでいう所の、ジョーカーやワイルドカードに相当する。
つまり、どこでもカードが4枚なら、すべてのマークが集まっているのと同じ状態。単に"マークカード"や"どれでもマーク"といった名称の方が分かりやすいように思うが、頑なに名称変更しようとしない頑固モノ。"どこでも"という名称が紛らわしいが、ワープ系のチャンスカードではない。
足りないマークを補う役目のため、【マーク】4種類+【どこでもカード】所持の状態で【銀行】 / 【きんごう城】へ行っても【どこでもカード】は使用されずそのまま持ち越される。
収集していない【マーク】数分の【どこでもカード】枚数所持の状態で【銀行】 / 【ぎんこう城】に行くとイヤでも【サラリー】 / 【レベルアップボーナス】になり、【どこでもカード】は使用されてしまう。
『いたスト2』『いたストゴージャスキング』『いたスト3』では「No.70/いきなりサラリー」を引いた場合でも【どこでもカード】は持ち越されるが、『いたストSP』の「NO.70/いきなりレベルアップ」では【どこでもカード】がクリアされる。
【どこでもカード】を即使うか、中盤以降に【マーク】収集を阻む高額店舗回避に温存しておくか。使い方に正解はないのでお好みで。
全シリーズを通して、対戦キャラクターは【どこでもカード】を温存せずに「マーク収集完了」と同じ扱いで【銀行】 / 【きんごう城】へと向かう傾向にある。
- 【取り引き】
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プレイヤー同士がお店の売り買いや交換をすること。
その際、【お店価格】や立地条件(リッチ条件?)を考慮して2:1の交換や差額分などを【現金】で支払う(色を付ける)事も出来る。色付けは【現金】のみで、【株】の譲渡や交換はできない。
ただし、コンピュータキャラ相手の【取り引き】では物件数が対等な【取り引き】でなければ受け入れてくれないし、『いたストゴージャスキング』は人間プレイヤーからの【取り引き】そのものを受け入れてくれない(交渉を持ちかける事は出来るが)。
【取り引き】をする時には、エリア内の残りの店舗の有無や該当【エリア】【株】の有無だけではなく、【増資限度額】の変化を計算に入れないと痛い目にあうのでチェックを怠らず。
- _【4倍取り引き】
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人間プレイヤー双方の「売りたい買いたい」が一致したときに使われる【取り引き】方法。
5倍の金額を払って無理やりお店を買っても、相手に渡るのは3倍分の金額。残りの2倍分は【銀行】 / 【ぎんこう城】へと消える。
ならば、こちらから【取り引き】を持ちかけ4倍の金額で相手に譲ってもらえればこちらは4倍の金額しか払わなくて済み、相手も【5倍買い】されたときよりも多い金額を受け取ることが出来る。つまり、【5倍買い】とは違い双方とも得をする。
『いたスト2』に登場した「ひろゆき」というキャラクターが自分のお店を【5倍買い】された負け惜しみで「欲しかったなら4倍で売ってあげたのに」とよく言っていた。