いたストポータブルバトルロード /ケアルコース 概要
こちらも第2戦に大きな壁
ホイミコースと違い、第1戦からマップに分岐があるケアルコース。自由度が高くなる反面、「高額店舗回避 (または、自エリア形成)」か「【マーク】集め&【レベルアップボーナス】」優先かの判断を誤ると、対戦相手に一歩も二歩もリードを許しかねない。
第2戦の古代図書館は、その自由度の中でBランクのククール相手にたたかうことになる。前作『いたストSP』では、「ハマリやすいマップ構成 + 手強い対戦キャラ」でいたストSP ダーマ神殿 / 詳細がひとつの大きな壁として存在していたが、今作『いたストポータブル』では、「手強いキャラ」が「自由度の高いマップ」に登場する古代図書館がひとつの壁としてはだかる。
しかし、堅実プレイのBランクククールとはいえ、中盤までのゲーム展開次第では最後まで脅威にならない事もある。一度負けた後の再プレイで、拍子抜けする事もあるかもしれない。
バトルロード「ケアルコース」を楽にクリアしたい人向けのプレイキャラ選択
- ククール(Bランク)第2戦:古代図書館 / 詳細
ケアルコース唯一のBランク。総合的な強さを持ち合わせているため、自キャラ使用で封じ込めたい。第2戦「古代図書館」が楽になる。
「ホイミ コース」+「ケアル コース」クリアで解除される、隠し要素
"ホイミコース"+"ケアルコース"クリアで追加される要素 | ||
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追加トーナメント(バトルロード) | ミナディンコース / 詳細 | |
メテオコース / 詳細 | ||
メダル王女カップ(全3試合で、各試合のMAPは振り分けられた中からランダムで選出) |
いたストポータブルケアルコース /クリスタルタワー
■クリスタルタワー (FF3) | |
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目標金額 | 10,000G |
初期資金 | 1,200G |
最大出目数 | 6 |
破産人数 / クリア条件 | 1人 / 2位以上 |
カジノ | チョコボの森 |
●対戦メンバー | |
パンネロ (FF12) | D ランク |
ミネア (DQ4) | C ランク |
アーシェ (FF12) | C ランク |
控え:スライム (DQ_series) | D ランク |
分岐の活用と銀行ラインの強さ
4店舗で構成された全5エリアの小さなマップで、分岐制限は無し。すべてのイベントマスが2マス間隔で配置されているため「ダイス目次第で飛び越されやすい」といった【エリア】も存在しない。
実はこのマップ、マス配置で形状こそ異なるが前作いたストSP トロデーン城 / 詳細とほぼ同等のマップでドラゴンエリアのスペードマーク左の【お店価格】が100Gから200Gへと変更された程度の違いしかない。
多くのマップで「【ぎんこう城】があるエリアは通過頻度が高い分、【お店価格】が安い」というパターンが多いなか、このマップは別。左下エリアのエキドナに続いて二番目に高く、このくらやみのくもは非常に強力な存在。【マーク】集めで外周を半分回った時、くらやみのくもエリアを買えるダイス目が出たならば、マーク集めを遅らせてでもお店を押さえに掛かりたい。
銀行ライン一番下470Gのお店は【インサイダー】・【買い物料】両方で威力を発揮するだけではなく、上方向からのエリア進入に対しても牽制役を果たす。このお店を含む半独占以上に持ち込めたなら、勝利は半分見えている。
しかし、他のエリアが役に立たないという事は全くない。前述のとおり、マップ構造上避けられやすいというエリアは存在しない。右上ドラゴンの安さを逆手に取り、【5倍買い】で独占に持ち込むという積極策も有効な作戦といえる。
対戦キャラクター考察
Cランクの"ミネア"と"アーシェ"は、【相乗り】よりも自らの【インサイダー】を好むタイプ。二人ともCランクだけに株の購入枚数と増資額が小さく、大きな儲けは生み出さない。この時点では余談になるが、後に登場する"ミネア"の双子の姉"マーニャ"には「【相乗り】大好き」という正反対な嗜好付けがされている。
"アーシェ"は【5倍買い】と【競売】に関しては強気。特に、対戦相手の【独占】エリアは黙って見過ごす訳にいかないようで、Cランクとはいえ的確に【防衛5倍買い】を仕掛けてくる。しかし、時としてその強気な性格が災いし、お店の狙いは的確だが金額的に無理しすぎな【5倍買い】で自滅する展開も時折見せる。
この性格を逆手にとって、【独占】エリアを築くのは手持ちのお店にある程度【増資】をするまで控えておきたい。未増資のお店を残したまま【5倍買い】による【独占】エリアを築いても、"アーシェ"に潰されてしまう。
"パンネロ"も【相乗り】は好まず、自分のお店を大きくする事が好きなタイプ。Dランクだけあって"ミネア"と"アーシェ"よりも儲けは更に小さい。注目ポイントとして、"パンネロ"はDランク特有の株購入枚数と増資額が弱さを演出しているのであって、キャラクターの思考的には決して弱くない事を覚えておきたい。極端な強気も弱気も持ち合わせておらず、【相乗り】を選択肢に入れない以外はバランスが取れている。そこに注意したうえで"パンネロ"の行動を観察するのも悪くない。
いたストポータブルホイミコース /古代図書館
■古代図書館 (FF5) | |
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目標金額 | 15,000G |
初期資金 | 1,600G |
最大出目数 | 6 |
破産人数 / クリア条件 | 1人 / 優勝 |
カジノ | バトルコロシアム |
●対戦メンバー | |
ユフィ (FF7) | D ランク |
ティファ (FF7) | C ランク |
ククール (DQ8) | B ランク |
控え:ヤンガス (DQ8) | D ランク |
ルート取りが主導権のカギ
星の形をした古代図書館。ケアルコース クリスタルタワー / 詳細同様に全エリア4店舗構成で、エリア内のお店がイベントマスによって2店舗ずつ区切られている。【ぎんこう城】上の【休日マス】には分岐制限があり、上方向からは【ぎんこう城】へ抜けるのみでVターンのルートは取れない。
分岐の配置上、はりせんぼんとマイティガードは避けるのが難しく、ここを抑えられると中盤以降苦しい。さらに、そこへ繋がるアクアブレス、そしてゴブリンパンチとかえるのうたの連なる2店舗はお店価格が高く、中盤以降このラインは要注意。
【ぎんこう城】があるアクアブレスはお店価格が安く初期株価も8Gのため【インサイダー】を仕掛けても最初の数回は儲けが少ない。しかし、【ぎんこう城】上の分岐制限が通過頻度を高めるのはもちろん、はりせんぼんとマイティガード経由においては分岐で避けられない怖い存在。この試合での目標金額 16,000G ならば【インサイダー】を利用せずとも、買い物料狙いのエリアとして3店舗の半独占で十分強い効果を発揮する。
頂点部分かえんほうしゃエリアには【変わるマークマス】が配置されており、この存在がマップを面白く演出している。ルート取りにもよるが、ハートかスペードをここで取れると「約4~5ターン分の時間短縮」 + 「買い物料の支払い回避」ができ、大幅なショートカットとなる。ただ、かえんほうしゃエリア自体は回避可能なこともあり、430Gのお店を含む半独占以上でなければ、さほど脅威にはならない。
この【変わるマークマス】を【マーク】習得活用するのはもちろんだが、対戦相手に未収得【マーク】を取らせないよう【変わるマークマス】を通過してマークを変えてしまうという作戦も重要。
『いたストSP』伝説の勇者ロトコース 第2戦からの3連戦同様、イベントマスを自分を有利に導く使い方だけでなく、対戦相手に使わせないテクニックとして活用できると、俄然面白さが増してくる。
対戦キャラクター考察
スライムコース ラダトーム城 / 詳細同様、Dランクの"ユフィ"は【相乗り】を好んだ株の買い方を見せる。しかし、【相乗り】の意図を持ち合わせているというよりは、分散してあらゆる【エリア】の【株】買いたがる節が見られる。この株買い方は【配当金】による収入が見込めるため、しぶとく食らい付いてくる。
前作『いたストSP』で強豪のひとりだった"エアリス"は今作ではCランク。それ故【株】の購入枚数も少なく、増資額も少ない。【相乗り】に頼らず自らの【インサイダー】を優先する思考は前作の面影を感じさせるが、『いたストSP』で見せた強さは影をひそめた。いたストSP クリスタルコース 飛空挺 / 詳細
この試合最大の難敵である"ククール"は、今作ではBランク。前作『いたストSP』のようなランクチェンジの仕掛けはない(いたストSP アレフガルド / キャラクター考察を参照)。Bランクだけに【株】はMAX買い。【増資】に関してもMAX増資を仕掛けるものの、株数が少ない時には【増資】を見送り、かといって【株】の溜め込みにこだわる事もない。【5倍買い】や【取り引き】も一通りにこなす。この身軽さがBランクの強さであり、今後の【バトルロード】のためにも"ククール"の行動からコツを盗みたい。
「上手く勝てない」「どこの【株】を買っていいかわからない」のであれば、"ククール"が【インサイダー】狙いのお店を持っている【エリア】の【株】を購入してみること。その際には、1店舗でも多くお店を抑えているエリア。そして同じ店舗数でも【増資限度額】(増資あまり額)の高いエリアを狙うのがポイント。