『いただきストリートSP』 トーナメントモード クリスタルコース概要 第1戦～第3戦

いたストSPトーナメント /クリスタルコース概要 第1戦～第3戦

発売前のFF12から、2マップ登場

難易度表記はこの「クリスタルコース」に★4つ付いているものの、第3戦のマップ難易度だけならばこちらの方が易しいかも知れない。伝説の勇者ロトコース インプレッション / 参照

しかし、第2戦「ビサイド・キーリカ」には『いたスト』で唯一「プレイヤーの意思や行動と関係なく発生するイベント」が組み込まれており、時として「スライムコース」第3戦のダーマ神殿 / 詳細以上に苦戦を強いられる展開が待ち受けている。

クリスタルコース 対戦マップリスト

• ミッドガル
• ビサイド・キーリカ
• 雷平原
• ラバナスタ
• ナルビナ城塞
• 飛空挺

トーナメント「クリスタルコース」を楽にクリアしたい人向けのプレイキャラ選択

• エアリス（Aランク）飛空挺 / 詳細
• ゼシカ（Sランク）飛空挺 / 詳細
• ビアンカ（Bランク）雷平原 / 詳細,ナルビナ城塞 / 詳細
• ユウナ（FF10-2）（Bランク）死の火山 / 詳細,ラバナスタ / 詳細

最終戦飛空艇 / 詳細の控えキャラは、"見かけ上はAランク"のククール。エアリスかゼシカを自キャラとすることで、最終第3戦の難易度を下げることができる。ククールに関しては伝説の勇者ロトコース アレフガルド / キャラクター考察を参照。

また、展開次第で強さを発揮できないS・Aランクよりも、2試合に登場する堅実プレイのBランクを封じ込める作戦も有効性が高い。

「クリスタルコース」クリアで解除される、隠し要素

■"クリスタルコース"クリアで追加される要素
対戦キャラクター	アーロン （FF10）
	セフィロス （FF7）

■"伝説の勇者ロトコース"クリアで追加される要素
対戦キャラクター	りゅうおう （DQ1）
	ヤンガス （DQ8）

■トーナメント オールクリアで追加される要素
スフィアバトル トーナメント / 詳細	スライムベスコース
	デブチョコボコース
スフィアバトル フリープレイ	通常フリープレイで選択可能なMAP
ルール説明	スフィアバトルって？
	スフィアバトル基本ルール
空き地ルール	フリープレイ時、勝利条件設定オプションで選択
BGM（鑑賞モード）	コレクション

いたストSPクリスタルコース /ミッドガル

シメはしんらビルで

マップの仕掛けは「外周四隅のスイッチによってマークを含む中央ブロックが時計回りに90度回転する」というもの。また分岐制限は無く、中央ブロックを周回し続けることが出来る。

回転の仕掛けとマップ構成から、通行量の多い少ないの差はあまり無い。1番まこうろと4番まこうろの【空き地】も活用どころが難しく、最終的に【改築インサイダー】を仕掛けるのが妥当な線。

ゲーム序盤は「中央ブロックの周回」に捕らわれることなく、外周エリアに【インサイダー】を仕掛け、資産を増やす事が大事。そのためのマーク集めは、中央ブロック経由のショートカットを活用し、1ターンでも早く【レベルアップボーナス】と株購入を目指す。もちろん、進む先の外周エリアに【半独占】・【独占】のチャンスがあるのなら話は別。

中盤以降は、外周ブロックのインサイダーと買い物料で増やした資産片手にしんらビルエリアに飛び込み、周回を続けながらお店の【5倍買い】とインサイダー株を購入する。最後にインサイダーを仕掛けて終了。パーティーの打ち上げはしんらビルで。

対戦キャラクター考察

●好んで建設する空き地用店舗リスト
プリン /C （DQ2）	神殿
ライアン /C （DQ4）	関所
リノア /C （FF8）	サーカス小屋
ビビ /D （FF9）	サーカス小屋

株を買いやすいマップ故、展開によってはリノアの【相乗り】が少々厄介になる場合も。それでも、一度の購入数が少ないことから脅威までにはならない。逆に見れば、【相乗り】好きのBランク以上が対戦相手にいたならば厄介になっていた、ということ。リノアから【相乗り】のコツを今一度確認しておきたい。

中盤以降、ライアンが【5倍買い】を仕掛けてくるが、インサイダーの終了した外周エリアであれば喜んで提供したい。その資金を元に、しんらビル株とお店の5倍買いを進められる。

儲けは少ないが堅実プレイのプリンは、時折取り引きを持ち掛けてくる。お互いのエリアの持ち株数や【増資限度額】などを考慮した上で判断したい。

いたストSPクリスタルコース /ビサイド・キーリカ

いたストのタブーに挑戦

ビサイド・キーリカには、プレイヤーの行動とは関係なく発動されるイベントがマップの仕掛けとして組み込まれており、これは今までの『いたスト』にはなかったこと。

「シン」と呼ばれる黒い影が中央十字ブロックの下に潜んでおり、反時計回りにランダムで移動し、「シン」が出現（通過）したエリア上のプレイヤーは南東の離れブロックへ飛ばされてしまう。さらに、そのエリアはしばらくのあいだ通行止めになる。通行止めとなった場合は【マーク】マスがUターンポイントとなり、そのまま引き返す羽目に。ふたつ前のお店を基点に更にUターンする事は出来ない。

離れブロックにはお店が無く、脱出するにはジャンプマスに止まるしかない。6マス構成で最大ダイス目も6。6が出れば一周して同じマスへ戻る事になり、連続で6が出た時にはフラストレーションが溜まりやすい。熱くなって脱出後の建て直しをミスすると益々置いていかれるので冷静に。

各マークに繋がる二股のお店を抑えた場合、両方に分け隔てなく増資を仕掛けたい。この場に登場する対戦キャラクターは片側一方に【増資】を集中させる傾向が見られるが、これでは分岐で回避されてしまう。また一方のみを抑えた場合は、相手側のお店よりも【買い物料】を抑える事で、分岐時にこちらのお店に止まらせるという作戦もある。ただしその場合、5倍買いに対するディフェンスを甘くせざるを得ない点には注意。

「シン」によって飛ばされる離れブロックには【株屋】がないため、長期にわたって閉じ込められると何も出来ずにもがく事になる。ぎんこう城で株を買うときは、対戦相手に先行して相乗り株を購入しておきたい。このブロックにはお店マスがないため、インサイダー株を持っていても増資を仕掛ける事は出来ない。

対戦キャラクター考察

このマップは「シン」の存在と飛ばされる先のブロック構成故に、「十字ブロック先のエリアがインサイダー効果も高く、抑えたいところ・・・」と書いた所でそう上手くはいかない。堅実プレイのBランクパインとユウナ（FF10-2）をマークし、インサイダーや相乗りテクニックの低いDランクのリュック（または控えのクリフト）を踏み台に喰らいつきたい。

Bランクの二人は株をMAX買いし、99株からでもMAX増資を仕掛けてくる。マップ構成も考慮し、他のマップ以上に先行相乗りを忘れずに。

FF10の舞台だけあって、ユウナ・リュック・パインの三人が登場する。『いたストSP』ならではの、原作を知るプレイヤーへのサービス。プレイ中のセリフの掛け合いも楽しみたい。

いたストSPクリスタルコース /雷平原

落雷にはルート進行を断念させる使い方も

雷平原固有の仕掛けは、その名のとおり雷を用いたもの。【雷スイッチマス】を踏んだプレイヤーが任意のエリアを指定する事により、そのエリアの買い物料が一時的に引き上げられる。値上げは誰かがそのエリアに止まるまで維持され、スイッチによる値上げは30%、50%、80%、100%、120%と5段階までupする事が可能。120%の次は通常価格に戻る。

離れブロックは2エリア構成で空き地も一つずつ。さらに【変わるマークマス】とマップ固有のスイッチマスもある事から、単なる「飛ばされ先」ではなく「戦略的に使えるブロック」として機能する。このブロックを安全地帯にしたならば、中盤以降に空き地を【酒場】に【改築】すると面白い。

【ぎんこう城】下に位置するサハギンエリア北側2軒は、南側ブロックへの出入りで2度通過する事になるため、必然的に通行量が多くなる。この2軒を含め、サハギンを積極的に狙いたい。さらに、ぎんこう城両サイドエイロージュの2軒も同様。ぎんこう城周辺の構成から『いたスト2』『いたスト GK』『いたスト3』収録のクローバーランド / 詳細を彷彿させる。

対戦キャラクター考察

●好んで建設する空き地用店舗リスト
ティファ /B （DQm）	酒場
ビアンカ /B （FF10）	関所
ライアン /C （DQ5）	関所
プリン /C （FF8）	神殿

前の試合に続いてFF10,FF10-2の世界が舞台。しかし、同作品のキャラクターは登場しない。

剣を装備したライアンにはナントも危険そうなマップだが、本人は気にすることなく中盤以降に【攻撃5倍買い】を仕掛けてくる。買い物料upの仕掛けも考慮して、早めの【防衛増資】で攻めていきたい。

ティファとビアンカは堅実なBランクだが、前の試合ビサイド・キーリカ / 詳細を勝ち抜けてきたのならば苦にはならないハズ。

控えがCランクのプリンであるため、ティファかビアンカでプレイしていると試合の難易度が格段に下がる。