『いただきストリートゴージャスキング』 すごろくタウン概要

ゴージャスキングすごろくタウン

すごろくタウンの基礎知識

いたスト本編とは別に用意された「すごろくタウン」は、ひとりプレイ専用のゲームモード。その名のとおりすごろくをプレイする事になるこのゲームモードは、スーパーファミコン版『ドラゴンクエスト3』に登場したゲームイベントを『いたストゴージャスキング』用にアレンジしたもの。

「すごろくタウン」はいたスト本編の隠し要素をオープンにする(アンロック)ゲームモードでもあるためクリアまでの道のりに「作業感」を覚え、イメージ的にかなり損をしている。

しかし、いたスト本編とは気持を切りかえて遊ぶとなかなか面白いゲームモード。勝ち負けの記録が付かない事や、短時間だけのプレイが可能な事もあり、気軽に遊べる点も「すごろくタウン」の魅力となっている。

ゴージャスキングすごろくタウン

すごろくタウンの歩き方

すごろくタウンには5つのすごろく場と、自宅、カードSHOP、洞窟の3ヶ所のイベントポイントがある。自宅と隣のカードSHOP、そして最初のすごろく場(元祖すごろく場)は最初から自由に出入が可能。洞窟には入れるものの、ある条件を満たさなければイベントは発生しない。そして残りのすごろく場のなかには条件を満たさなければプレイできない場所もある。

一度イベントをクリアしたからといって入れなくなる場所は無く、ゲームをクリアした後でも、取り逃したアイテムの獲得やカード収集ができる。

5つのすごろく場

元祖すごろく場元祖すごろく場 / 詳細
MAP西にある、バニーガールの看板が目印の建物。
すごろく公園すごろく公園 / 詳細
MAP東にあるすごろく場。すごろくボード後半の長いループポイントが特徴。
闇のすごろく場闇のすごろく場 / 詳細
MAP中央付近のマンホールから入場。
TV局TV局 / 詳細
MAP北西に位置する2階構造てのすごろく場。闇のすごろく場クリアで入場可能になる。
マハラジャの屋敷マハラジャの屋敷 / 詳細
MAP北に位置する3階構造の巨大なすごろく場。マハラジャの居るゴールを目指すには、「1階 ⇒ 地下1階 ⇒ 1階 ⇒ 2階」と進む事になる。

その他のイベントポイント

自宅
ゲームセーブ、コスチュームの着替え、サウンド設定、ゲームメニューに戻る等、すごろくタウンの活動拠点。また、最後のカードを入手する場所でもある。
すごろくショップ
自宅東隣にあるカードSHOP。すごろくタウンで各イベントをクリアする事により、新カードが入荷する事もある。売り物は全て一点モノで買取も行っておらず、すごろく場へのカード準備ではなく、隠し要素をオープンにするために存在しているような存在。
ほこら(封印の洞窟)
MAP北東にある洞窟。"危険な存在"が封印されており、マハラジャのすごろく場でマハラジャに勝つと、その封印が解かれる。その"危険な存在"とはマハラジャの妹で、Sランクの隠しAIキャラ「プリシラ」。

ゴージャスキングすごろくタウン

カードの入手と図鑑登録

すごろくはもとより、いたスト本編にも色々な効果をもたらしてくれるカード。

すごろくタウン自宅隣のSHOPでカードを購入すると、その場で持ち物として追加されると同時に、すごろく図鑑にも登録される。これは、すごろく場(すごろくボード上)のSHOPやプレゼントマス、建物・道路マスで入手した場合も基本的に同じ。

ただし、すごろく場(すごろくボード上)でカードを入手してもゴール出来なかった場合は、カード図鑑への登録は記録されるものの、入手したカードはマップ内に戻されてしまい手元には残らない。すごろく中にどうしても手元に置きたいカードを入手した場合には、「とんずらロケット」で脱出するか上手くゴールインするしかない。

コスチュームのカードに関しては例外で、カード図鑑に登録された段階でいたスト本編での使用が可能。ただし、すごろくタウンで該当のコスチュームに着替えるには、該当するカードを所持していなくてはいけない。

すごろく全カード入手方法 / 詳細

ゴージャスキングすごろくタウン

すごろくボードの歩き方

進み方のルールは一般的なすごろくと同じ

今では見かけることも少なくなったすごろくだが「出たサイコロの数だけ進む」というのがすごろくの基本ルール。「ゴールにはピタリと止まらなければ行けない」という決まりはもちろんのこと、ゴール前で多く出過ぎた分は逆戻りするルールも同じ。

『すごろくタウン』のすごろくには30種類近くのマスが用意されており、各マスに止まった時にはナビゲーションメッセージが表示されるので、ルール上難しい事は無い。いたスト本編でお馴染みの「パネルマス」や「分岐・一方通行」「ワープ」といったマスもある。

すごろく参加費 = 初期ヒットポイント

各すごろく場でプレイするには、参加費用を支払う必要がある。参加費用はすごろく場によって異なり、難易度の高い後半のすごろく場ほど高くなる。

そしてこの参加費用は、「すごろくプレイ時の初期所持金」兼「初期ヒットポイント」の役割を果たす。つまり、すごろくボード上でお金を入手すればその分所持金とヒットポイントが増え、SHOPでカードを購入する事はヒットポイントを削ってカードを入手するということになる。

サイコロでバトル!

すごろくの目的は誰よりも早くゴールすることだが、この『すごろくタウン』はひとりプレイゲーム。

プレイヤーが戦う相手は、「サイコロを振れる回数」と「いたスト本編に登場するAIキャラ達とのサイコロバトル」そして「非情なまでのゲームイベント」。

サイコロを振れる回数

「サイコロを振れる回数」は参加費用と同様に各すごろく場別に設定されており、難易度の高い(MAPの広い)すごろく場ほど多い回数が設定されている。すごろくプレイ中には、このサイコロ振り回数が増えたり、逆に減らされたりといったイベントも発生する。

いたスト本編に登場するAIキャラ達とのサイコロバトル

すごろくボード上の「戦闘マス」に止まったり、建物・道路マスを調べてAIキャラクターと遭遇したり、特定のすごろく場のゴール地点で戦闘を受け入れると、AIキャラとの戦闘に入る。

戦闘のルールは、お互いにサイコロを振り、出た目の合計数が1でも上回った側の勝ち。そして、勝った側の"サイコロの合計数"x"特定の倍率"の数値分が相手へのダメージとなり、負けた側の出したサイコロの目は完全に無視される。その戦闘では、手持ちのサイコロ数を増やしたり、与えるダメージを2倍にする等の効果を発揮するカードを使用して有利に戦闘を進めることも出来る。

戦闘はどちらかの所持金が0になるまで続き、AIキャラに勝つと対戦したAIキャラに応じた額のお金を入手出来る。当然、プレイヤーも所持金が0になると負けで、その場ですごろく終了となってしまう。

「戦闘マス」とゴール地点の戦闘以外は、所持金の10%を落とす事と引き換えに戦闘から逃げ出す事が出来る。無理な戦闘を回避するのも戦略の一つ。状況に応じて対応したい。AIキャラも、所持金(ヒットポイント)が少なくなると逃げ出すことがある。

プレイヤー側の"倍率"と"サイコロ数"は各マップによって固定され、AIキャラクター側の"倍率""サイコロ数""所持金額"は各すごろく場内のAIキャラクターによって異なる。各AIキャラの強さは、いたスト本編での強さに近い設定になっている。

戦闘では「高倍率」よりも、「振れるサイコロ数」事の方が大事。すごろくタウンの戦闘は「攻撃は最大の防御」ではなく「防御が攻撃」といえる。特に、対ボス戦ではダメージ倍率を増やす「ダメージバイン」よりも、振れるサイコロ数を増やす「サイコロフエール」を優先したい。

すごろくタウンの戦闘では、「守備的よりも攻撃的」といった『カッコ良さ』に紛らわされないように注意。

ゴールのご褒美

各すごろく場には「ゴールの賞金」が用意されており、後半のすごろく場へ行くほど賞金は高くなる。何度ゴールしても賞金額は変わらないが、一定回数ゴールすると記念プレゼントとして「カード」が貰える。

また、後半3つのすごろく場には、「賞金の貰えるゴール」とは別に「宝箱のあるゴール」が存在する。こちらにゴールした場合には「ゴールの賞金」は貰えないが、「ゴール回数」はきちんとカウントされる。「ゴールの賞金」よりも「ゴール回数」を稼ぎたい時には、「宝箱のあるゴール」を利用する手もある。

各すごろく場の「ゴール賞金額」と「ゴール回数別プレゼントカード」に関しては、各すごろく場のページを参考に。