いたスト3育成モード /育成プレイ
"ほめる"か"しかる" だけで育てて行く『育成プレイ』モード
※ 育成モードは「いただきカップ」クリアで開放
『いたスト3』【育成モード】は、無垢なオリジナルキャラクター(育成キャラ)に自分好みのプレイを教え育てて行くモード。
育成モードには、自分のプレイを見学させて学習させる「学習モード」と、育成キャラにプレイさせ行動に対して逐一評価を出して行く「育成モード」の2種類がある。
このページでは、まず、「育成プレイ」について説明。
その「育成プレイ」での指導方法は、育成キャラの取った行動に対してリアルタイムに"褒める"か"叱る"かだけのシンプルなもの。プレイ中に割り込んで自分がお手本を見せる事も出来なければ、育成キャラが選択肢を提示して「どれがいいか?」と聞いてくる事もない。
このシンプル過ぎるまでの指導システムと、取扱説明書で公開されている情報の少なさ故に「自分の指導が伝わったか」「間違って理解されていないか」等、歯痒くもどかしい思いを強いられる。
注意:なお、この育成システムはまだまだブラックボックス的存在のため、このサイトで紹介している育成方法が完全な物ではない事をご了承下さい。
育成に関する投稿情報
2002年3月にBBSにてalphaさんより以下の内容の投稿を頂いています。ぜひ参考にしてみてください。
感想ですが、自キャラA、ダミーキャラB、C、D、各キャラにAI育成キャラa,b,c,dを作成し、A,b,c,dで家庭教師モードをすると、家庭教師、無垢のb,c,dと、CPUの思考が見えてきます。デフォルトのAIキャラと対戦するよりも成績が良くなること、そのためかどうか、逆らっても好感度があがり、2回目からは、家庭教師から参考になると言われ続けます。AI育成時に教える事、教えなくてもいい事がはっきりしてきます。
いたスト3育成モード /能力値
基本の能力値は4つ
育成キャラのデータ画面、右側3段目の4つのパラメーターがこれに当たる。
能力 | 能力説明 |
---|---|
株の強さ | 「インサイダー増資準備」「相乗り」「10株売り」のタイミングと対象エリアの優先順位を判断する能力 |
増資テク | 「インサイダー増資」「5倍買い対策の増資」のタイミングと増資対象の優先順位を判断する能力 |
5倍買い | 5倍買いの対象とタイミングと積極性の能力(センス?) |
コースどり | 「マーク(サラリー)」「支払い」「お店購入」を基本とする、ゲーム状況を判断したルート選択 |
2段目(プレイ成績)の「勝ち点」「勝率」「育成レベル」「育成時間」と、4段目(性格)の「色気」「気前よさ」「気品」「プライド」は、プレイの"結果"によって成績付られ変化するものであって、キャラクターの"育て上げた能力"を表すものではない。
育成モードで作られたキャラは、「ゲームのルールしか知らない」のと同然の状態で登場する。【株】、【増資】、コースどり・・・全てにおいてクセもなければコツも知らない。
ここから育てて行く上で大切な事は、「過程はどうあれ好成績」を残す事ではなく、「成績はどうあれ戦術・戦略を見に付けさせて行く」こと。仮に破産で負けてしまっても、指導さえしていたなら必ず指導内容を吸収し成長している。成績が悪かったからとセーブしないで終わらせていては、育成に成らないので注意。
いたスト3育成モード /育成のコツ
育成のコツは、ペットのしつけと同じ
子供のしつけとは違い、言葉が伝わらないペットをしつける時は「褒める」のも「叱る」のもその対象となる行為・行動を取った直後に行わなければ、『なぜ今、喜んでもらえたのか』『なぜ今、怒られたのか』がペットには伝わらない。
これは、いたスト3育成モードの『育成プレイ』でも同じ事がいえる。
行動には順番がある
【いたスト概要】「ターン内の行動内容」で示している様に、当たり前の事ではあるが、行動には順番がある。いたスト プレイの基本/ターン内の行動内容
- 【10株売り】はサイコロを振る前
- 【増資】はサイコを振った後自分のお店に止まったとき(または、増資に関するカードを引いたとき)
- 【5倍買い】は対象のお店に止まったとき
- 【株】買いは銀行・株屋通過時か、銀行停止時
- そして「ルート選択」は、『ここで 止まりますか』"はい"を選択で決定
つまり、例えば「10株売り」の指導がしたければ、10株売りの"タイミング"で行うしかない。
サイコロを振って出た目の数だけ進み終わった後で叱っても、育成キャラには『10株売りの事で叱られた』とは理解されない。これは、10株売りを褒める場合も同じことが言える。
以上を踏まえると、タイミングはこうなる
株の扱い
『購入すべき株』とは、「相乗り」「自分のエリア」両方が当てはまる。株の購入を一例にあげると、タイミングは以下のとおり。
- 例:育成キャラが相乗り株を購入し、その場面ではベストの選択と考えるなら"褒める"。
- 例:育成キャラが相乗り株を購入したが、その場面では間違った選択と考えるなら"叱る"。
指導タイミング | 取った行動 | ほめる / しかる |
---|---|---|
購入すべき株を | 買った/買わなかった | 株購入画面で株を購入(選択)直後に、褒める/叱る |
10株売りをすべき時 | しなかった | サイコロを振った直後(回転中)に叱る |
10株売りをすべき時 | した | 株売却画面で、該当エリア株を売った直後に褒める |
増資テクニック
『増資すべきチャンス』『増資見送りの場面』では、主にインサイダー増資のタイミングを指導する。
- 例:「増資はさらに株を買ってから」という状況で、インサイダー増資を仕掛けたならば、"叱る"ということ。
『増資すべきお店』『増資不要のお店』では、主に防衛増資のタイミングと必要性を指導する。
- 例:5倍買い対策の防衛増資を行おうとしないのであれば、[増資しますか→いいえ]を選択するたびに"叱る"ということ。
- 例:5倍買いの危険がなく、こちらが5倍買いを仕掛けた後のインサイダー用店舗にと考えていた店に増資を仕掛けた場合"叱る"ということ。
指導タイミング | 取った行動 | ほめる / しかる |
---|---|---|
増資すべきチャンスで | 増資した / しなかった | 増資しますか[はい / いいえ]の選択直後に、褒める/叱る |
増資見送りの場面で | 増資した / しなかった | 増資しますか[はい / いいえ]の選択直後に、褒める/叱る |
増資すべきお店に | 増資した / しなかった | 増資した直後に、褒める/叱る |
増資不要のお店に | 増資した | 増資した直後に、叱る |
5倍買い
『5倍買いすべき状況』とは、攻撃5倍買い("自分のエリア"とするための5倍買い)、防衛5倍買い(自分を含めた所有者以外にとって危険なエリアを潰すための5倍買い)の両方を示す。
5倍買いが必要な状況は決して多くはないので、指導のチャンスを逃さないこと。
指導タイミング | 取った行動 | ほめる / しかる |
---|---|---|
5倍買いすべき状況で | 5倍買いした | 5倍買い直後に、褒める |
5倍買い不要の状況で | 5倍買いしなかった | 5倍買いしますか[いいえ]の選択直後に、褒める |
5倍買い不要のお店を | 5倍買いした | 5倍買い直後に、叱る |
コースどり
育成モードでは「序盤」「中盤」「終盤」といったゲームの進行状況も同時に理解している模様。「サラリー(マーク集め)」「支払い(額)」「お店の購入」の3要素を、状況別に指導する事になる。
- 例:序盤は「サラリー(マーク集め)」狙いのルート選択
- 例:中盤は「空いているお店を押さえる」ルート選択
- 例:終盤は「高額出費の回避」のルート選択
指導タイミング | 取った行動 | ほめる / しかる |
---|---|---|
ゲーム序盤 | 序盤として、ベストのルート選択か | ルート選択直後に、褒める/叱る |
ゲーム中盤 | 中盤として、ベストのルート選択か | ルート選択直後に、褒める/叱る |
ゲーム終盤 | 終盤として、ベストのルート選択か | ルート選択直後に、褒める/叱る |