『いただきストリートポータブル』 バトルロード概要 ホイミコース

いたストポータブルバトルロード(トーナメントモード)概要

新しいトーナメントモード

従来の【トーナメントモード】に相当するのが、この【バトルロード】。基本的なつくりは『いたストSP』を継承しており、対戦マップと対戦キャラが固定され(後の追加バトルロードにて、例外あり)、1コース当たりの試合数が少なめな設定も引き継がれている。

『いたスト』の悪習慣である「隠し要素解除(アンロック)のための、トーナメントモード」は今作でも健在。しかし『いたストポータブル』では、追加要素の獲得方法が「プレイ成績とプレイ内容に応じて獲得できるコインで、好きな要素と交換」と若干の改良がなされた。ただし、初期状態で伏せられている一部の追加キャラと追加要素に関しては、数試合のプレイか数回の優勝が出現条件となっている。さらに、追加のバトルロードもコインと交換ではなく、特定バトルロードクリアが条件いたストポータブル 追加要素・隠し要素 / 詳細

前作『いたストSP』では、全ての隠し要素解除が特定のトーナメントクリアであったため、お気に入りのDQ・FF要素を楽しみに購入したユーザーには酷なつくりであったことを考えると、この改善は若干評価できる。

難易度バランスに疑問も

逆に改悪とまでは言わないが、前作『いたストSP』トーナメントは、1戦進む毎に対戦キャラから"いたストのイロハ"を自然と学べる作りいたストSP トーナメントモード / 詳細になっていたのに対し、今作『いたストポータブル』バトルロードでは、その学習効果があまり期待出来ない。

『いたストSP』と違い分岐制限の強いマップが対戦キャラ達の行動パターンを観察する余裕と真似をして試す機会を奪い気味で、マップと対戦相手組み合わせによる学習効果も『いたストSP』程ではなく、マップの登場順も難易度的にみて"?"マークを付けざるを得ない設定も見受けられる。

お店の重要度が増した、いたストポータブル 新マップ

「DQ&FF in いたストポータブル 公式ブログ」の2006年5月29日 / 私と『いたスト』と「バランス」からも読み取れるように、今作はマップの分岐制限が『いたスト3』以前のモノに近く、「分岐制限がある」つくりとなっている。

それに対し、公式ブログでは触れられていないが、いわゆる"ハマリブロック(【ワープマス】などで飛ばされた先にある、比較的小さな周回型のブロック)"に関しては排除の設計思想がみられ、この点に関しては難易度が下がったと見る事もできる。いたストポータブル 前作『いたストSP』からの変更点#08 / 詳細

対戦キャラに目を移すと、対戦キャラ同士の【取り引き】が活発になり、【5倍買い】を含め【手詰り】に陥る前にアクションを起す、という展開が多くなった。このため、「狙いどおりにお店が買えなくても、中盤までは【相乗り】で食らい繋ぐ」という従来作では有効だった凌ぎ方は『いたストポータブル』では効果が若干薄く、それ一辺倒で勝つのは困難となっている。

さらに、今作『いたストポータブル』では対戦キャラの思考として、「お店売りにならない額であれば【マーク】集めと【レベルアップボーナス】を優先し、高額店舗を踏んででも【ぎんこう城】を目指す」傾向が見られる。

中盤前から【5倍買い】のチャンスを逃さず、【半独占】以上のエリアを必ずつくる。お店の扱いで"攻め"の姿勢を取らなければ、トーナメント(【バトルロード】)を勝ち進むことは難しい..."ゲームタイトル『いただきストリート』の"いただき"は【買い物料】収入を意味する"...最新作『いたストポータブル』は、それを思い起こさせる味付けに仕上げられている。

サイト内関連項目:実戦編TIPS 「#01 儲けるためには株、勝つためにはお店も必要」 / 参照

バトルロード 対戦マップリスト

下のリストはトーナメントに設定されたマップの組み合わせと登場順。個々の詳細は次ページまたはマップ名から。

ホイミコース
ケアルコース
ミナディンコース
メテオコース
アルテマコース